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当ホテルから徒歩5分ほど、美しく整備された中之島公園の川沿いに佇むレンガ建ての美術館といえば、安宅コレクションを存分に楽しめる「東洋陶磁美術館」です。

「天目」と「花生」、2種類の国宝と13点の重要文化財、約4000点の東洋陶器を所蔵している大変昂る気持ちを抑える事の出来ない美しい陶磁器を愛でる事が出来る専門美術館なのです!

IMG_4657.jpg入口の左手には、大阪市長「関 一」(せきはじめ)さんの像が雄々しく佇んでいます。
大阪市の地下鉄やバス、交通を整備し世界有数の大都市「大大阪」(だいおおさかと読みます)
を築いた功労者様でいらっしゃいます。

今の大阪のどこへ行くにも地下鉄が便利という基礎を築いた方のようです。青空に映えて気持ちよさそうであります。

IMG_4597.jpg館内に入ると検温、手指消毒をします。ミュージアムショップには、開催されている現在・過去の展覧会図録や、美術書籍、収蔵品のポストカード、オリジナルグッズなどを販売されていてテンションが上がります。

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本日お伺いした際には、黒田泰蔵さんの特別展が行われていました。
「作品はある種、僕の言語であり、少なくともこちらの方が言葉より直接的に伝わるだろうと思います」静謐な白磁の造形で世界的に知られる陶芸家の作品を楽しむ事ができます。

IMG_4651.jpgもう、これでもかというほどの「白」です。隣にある「こども本の森美術館」の設計をされた建築家「安藤忠雄」さん曰く、黒田泰蔵さんの白は、真理を求めてやまない心の色である。

3階と2階の一部に特別展の展示ブースがあり、動画で本人の映像とインタビューを見る事ができます。

IMG_4631.jpgまた中央に大きなヒビの入った「割台皿」なる作品です。小さな高台からゆるやかな曲線となり上に行くにつれ広がるように大きくなるカタチです。天板部分が意図的に大きく割れており、作者の映像で見た言葉の中にあった「白磁というのは、本当はかたちがなくても良いと思っている」であったり言語よりも表現しているものがあるのだろうと思う作品なのです。

IMG_4641.jpgこちらはもう一つ開催されている「柿右衛門ーYumezakiraコレクション」の特集展です。
「色絵唐獅子牡丹文 十角皿」です。江戸時代1670~90年代の有田焼になります。
動物や子供たちが表情豊かに描かれている「カワイイ」柿右衛門をメインに取り扱っている催しになります。

54点の柿右衛門のコレクションはどれも小ぶりで掌のなかで愛玩することができる小さな作品を中心に可愛い絵付けを楽しむ事が出来るのです。

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こちらのお皿は「色絵 竹虎文 皿」というお皿です。これも同時期に作られたお皿で有田焼の名品なのです。左側に竹と虎を、右には花と紫垣を描いた皿は、虎の大きく口を開けた中に真っ赤な舌がペロリと出ていて非常に可愛らしい絵なのです。

IMG_4610.jpgこちらは、楽しみにしていた桃山時代の織部美濃窯の「織部 切り落とし四方手鉢」です。
長方形の向い合う2辺を一段削り取るという斬新な造形と吊るし柿や唐草なども文様。独特のデザイン感覚を楽しむ事が出来る名品です。

この他にも複数の織部の品を見る事ができました。

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そしてこちらが「国宝」の油滴天目 茶碗(ゆてきてんもくちゃわん)です。
水面に浮かぶ油のしずくのように見える金・銀・紺色に輝く斑点がその名の由来との事です。

12世紀~13世紀頃の中国、南宋時代の作品とのことです。夜空に見る天の川のような漆の黒に輝く色彩はとてもきれいなお茶碗なのです。

「東洋陶磁史上最大の謎」と言われていて制作方法は一切伝わっていないのだそうです。
先日この天目を再現して器の中に宇宙を作ると日本人の特集をテレビでみただけに、その本物を間近で見れる喜びはひとしおでございました。

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こちらはもう一つの「国宝」である「飛青磁 花池」(とびせいじはないけ)です。
中国は元時代13世紀の作品で中国では「玉壷春」(ぎょっこしゅん)の名で知られている名品です。中国ではお酒をそそぐのに使われていたようですが、日本では茶人に愛され茶席の花生けとして珍重された伝世する飛青磁でも「最高傑作」と言われているようです。

IMG_4619.jpgこちらは同じ中国から明時代の壷です。台座が回転する展示になっているためぐるっと一周、目に楽しむ事ができます。「法花 花鳥文 壷」(ほうかかちょうもん つぼ)です。
重要文化財13点の内の1点であり、法花を代表する大作です。青を基調とする中、ところどころに黄色が効果的にアクセントになっていて鳥の顔もなんだか可愛らしい作品です。

この他にも本当に美しい作品が多く、お客様にご案内できるように展覧会図録を購入しました。
当ホテルのロビーにご用意しておりますので、是非来館の際にはご覧下さいませ。

IMG_4600.jpg1階の「喫茶サロン」では中之島公園に続く素敵なバラの小路、堂島川、大阪市中央公会堂を望む事ができます。その場で作ってくださるサンドイッチがとても美味しいという前評判の通り絶品のサンドイッチと珈琲で一休みすることが出来ます。

ちなみのこちらのコーヒーは「トアルコトラジャ」という豆を使用。インドネシアの幻のコーヒーと言われているようです。この珈琲がまた格別に香りコク酸味と抜群に美味なのです!

サンドイッチ:750円(税込み)
珈琲:500円(税込み)

IMG_4603.jpg素敵な展示をみて川面の窓辺に佇むまなむすこを見て「白磁に似ているなぁ」としみじみ感じた今日この頃でございます。

近隣の美術館巡りを欠かさない、相鉄フレッサイン大阪淀屋橋への
ご予約お待ちしております!

こちらの美術館のチケット付き+とても美味しい珈琲チケット付きの宿泊プランを
ご用意しようと支配人が目下調整中でございます。(近日販売開始できるといいですね。)

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